
毎日使う電気。
毎日の生活に不可欠な電気はその殆どが 火力発電所などで石油やガスを燃やして蒸気の力でタービンを回転させ、発電しています。
ですから、電気を使えば使うほど、石油やガスなど発電に必要な「エネルギー源」の量は増すわけです。
そして同時に燃料を燃やす際にはCO2も大量に発生します。
でも、石油や石炭いわゆる「化石燃料」と呼ばれる資源は、地球が何億年もかけて
地中の底に貯えてきたもの。それを掘り出し、人の便利な生活を維持する「電気」を作るため
にどんどん採取されています。
そしてその資源は当然、取り続けていけば「いずれは無くなってしまう」という事になります。
今現在採取されているペースで化石燃料を使い続ければ約40年程で底をつくと言われています。
※ただし、新しい油田が発見されるという事もあるので可採年数は変動します。
日本ではCO2の排出を抑えるためにに原子力発電所を増設し、CO2を減らしクリーンなエネルギーを
増やそうという計画が進んでいます。確かにクリーンなエネルギーなのかもしれませんが、
核廃棄物問題など地球が浄化できないゴミを増やす結果になりうる方針には疑問符ばかり・・
それとは反対に ドイツやデンマークでは「もうこれ以上原発はつくらない」という国の方針が取られ、
年々自然エネルギーを利用する割合が 増加しています。
風力発電はこの自然エネルギーのひとつとして世界から注目されており、無尽蔵に大地に吹く「風」をエネルギー源として電気を発生させます。
1999年、「原発も地球温暖化もない未来」を目指して結成された北海道の環境NPO『北海道グリーンファンド』は グリーン電気料金運動を続けてきました。その2年後の2001年9月、会員の思いを実現させるべく、
北海道は浜頓別で日本で初めての『市民風力発電所1号機』を建設し、運転を開始しました。
そして、日本では2機目、秋田でははじめての市民風力発電機が天王町に誕生しました!
わたしたちは秋田の市民風力発電を応援し、自然に恵まれた秋田の環境を未来の子供達に残すためにも、 持続可能な自然エネルギーの普及活動に取り組みます。